昨日の砥石館

 

一月最後の土曜日は、砥石館で鏡作りのイベントでした。砂型鋳造による亜鉛合金を磨いて行く体験が出来ます。此の先、当面の間は予定が無いそうですので、参加された方には貴重な一日に成ったと思います。

 

型に離型剤を塗布してから、砂を詰めて行きます。

KIMG1839

 

KIMG1850

 

KIMG1840

 

KIMG1842

 

KIMG1851

 

 

二つ合わせの表裏、二種類を組み合わせます。

KIMG1843

 

 

600度弱の炉で熔かした亜鉛合金を注ぎます。

KIMG1845

 

 

少しの時間で冷めるので、型から外します。

KIMG1846

 

 

余分なパーツ(湯の経路)を金鋸で切断後、各所のバリなどを取ります。その後は、表に成る面をベルトサンダーで均して研磨工程へ。

KIMG1847

 

KIMG1849

 

 

ダイヤモンド砥石で、ベルトサンダーの研削痕が無くなるまで。

KIMG1848

 

KIMG1855

 

 

人造の400番・1000番で傷を小さく。

KIMG1853

 

 

最後には、細かめの青砥や巣板で。

KIMG1856

 

 

台座上に敷いた布に、GC・WAなどの研磨剤を10段階ほど(120番・240番・600番・1000番・2000番・4000番、その他)磨き続け、完成です。

KIMG1857

 

KIMG1854

 

 

 

何故か今回は全体的に、表の面や裏面の凹み以外にも、研ぎ出して行く内に傷が入り易くて消え難い素材と成ってしまいましたが、仕上がり此の度も、御参加下さった方には感謝致します。

 

 

 

 

 

北海道のT様からの御依頼

 

北海道のT様には今回、切り出し二本と大き目の牛刀を御送り頂きました。何れも名の通った品で、見た限りでも確りとした作りである事が伺えます。

 

KIMG1756

も作

 

KIMG1757

興光

 

KIMG1758

重延

 

 

 

切り出しから研いで行きますが、鎬筋は直線・切り刃は平面を目指す方向が御希望です。も作の下研ぎ、先ずは人造砥石の320番から。

KIMG1759

 

1000番を当てて、研ぎ目の違いから現状の確認。結構、凹凸は少なかったのですが、やはり切り刃の中央から砥石に当たって居ますね。

KIMG1760

 

裏押しは、どうしても凹凸が出るんでしょうか。真っ当な切れを出す為には、少なくとも刃先側の裏は安定して砥石に当たる様にしなければ成らないでしょう。

KIMG1761

 

下りの良さを期待して、久々に黒幕の1000番。まだまだ、砥石に当てっている中央部分が狭いですね。

KIMG1763

 

同じ系統の製造法でしたか、研磨力は強い物の少し、傷の浅い仕上がりを狙って成の1000番。中央部分が広がって来ました。

KIMG1764

 

当たっている部分の平面度を上げる事も鑑み、1000番と3000番で様子を見て見たり。

KIMG1765

 

中央部分はマズマズ、刃先の切っ先寄りが手強い状態です。

KIMG1767

 

後は、1000番と3000番で交互に確認しつつ研ぎ進め。

KIMG1769

KIMG1771

KIMG1772

KIMG1773

 

 

 

天然に入って丁度、近くに出ていた伊予砥の中硬。

KIMG1774

 

丸尾山の巣板二種と大平の蓮華巣板。

KIMG1775

 

奥殿の天井巣板、二種。

KIMG1777

 

赤ピンの中硬。

KIMG1779

 

奥殿の敷巣板、茶色硬口と白色超硬口。

KIMG1781

 

中山の巣板、やや硬口。

KIMG1782

 

中山の巣板、やや軟口。

KIMG1783

KIMG1784

 

中山の巣板、中硬。此方は弾力と研磨力に優れて居り、相性的にも仕上げ研ぎとしても良いレベルでした。

KIMG1785

 

刃金と地金のコントラストにも言及されていたかと思われるので、中硬の巣板と硬口の天井巣板カラスで地金を仕上げます。

KIMG1788

 

刃金の方は水浅葱で仕上げると、光り過ぎない範囲で適度な状態かと。此の後、改めて上の巣板二種で地金を狙って完了としました。

KIMG1790

 

 

 

研ぎ上がりです。刃先部分の切っ先寄り三分の一は、他の部分が仕上がった時点で完全に平面でツライチと迄は行かなかった為、仕上げ砥レベルながら刃先荷重の研ぎで均しました。

初期状態から、可能な限り研ぎ減りを少なくしようとしたのですが、用心し過ぎでしたね。下画像の三枚目、切っ先の最先端は極僅かに当たり切らない部分がの頃ましたが、問題は無いとの返答を頂きました。

KIMG1793

 

KIMG1794

 

KIMG1795

 

刃先拡大画像ですが、ほぼ平面と言って良さそうです。

Still_2022-01-24_192315_60.0X_N0002

 

裏は、取り敢えず刃先に影響する部分の形状が整えられたので、切れに関しては問題無しです。

KIMG1791

KIMG1792

 

 

今回の切り出しは、鋼材としては組織が細か目、硬さとしては適度な範囲で少し硬目だったと感じました。その硬さに見合う粘りも併せ持ち(欠け難い・研いでも返りが出過ぎない等)、切れだけでなくバランスが良い強度で仕上がって居たと思いました。

T様には、此の度も御依頼を頂きまして、有難う御座います。いつもながら、普段は関わる事が少ない名品・良品と触れ合える機会ともなり、感謝です。後の二本も順に進めて行きますので、もう暫くの御待ちを御願い致します。

 

 

 

 

 

先週末の砥石館

 

先週末は、砥石館でイベントでした。アルミの丸棒を鍛造してのペーパーナイフ作り、親子で参加型の例のやつです。

 

到着してみると、すっかり冬らしい外観に。

KIMG1710

 

 

 

イベント前の時間に、少し近況を伺ったり。

KIMG1713

 

直前のタイミングで、館長は伊予砥の採掘元へ出掛けていたそうで原石も仕入れられていました。

KIMG1712

切断する機材も充実して来ていただけに、切り分けも問題が無さそうです。

 

KIMG1711

早速、一つ研いで見て欲しいとの事で、ダイソーの包丁で。硬過ぎず柔らか過ぎず、適度な粒度でも有り研ぎ易い質です。

過去の少ない経験では、伊予砥の白い硬口は備水の超硬口並みにシャリシャリで滑り勝ち・茶色多目は但馬砥並みにザリザリと荒い感触だとの印象でしたが、丁度その中間に感じます。

 

 

そうこうして居る内に開始と成り、所々で補助しつつの鍛造。

KIMG1715

 

薄く叩き伸ばした時点で、ベルトサンダーによる削り出し。

KIMG1716

 

着色前のアルマイト処理。

KIMG1717

 

着色⇒封孔

KIMG1718

 

ダイヤ砥石から青砥での研ぎ。

KIMG1722

 

 

 

同じく、鍛造から研ぎ迄ですが、此方は形状から拘りが強く、切れにも妥協は無し。

KIMG1730

 

KIMG1732

 

KIMG1733

 

KIMG1735

 

KIMG1734

 

KIMG1736

次回イベントである、砂型鋳造による鏡作りにも参加される程、熱心に取り組まれています。同様に熱意に溢れる方の中には、ペーパーナイフを作り終えるや否や、御持参の包丁研ぎに勤しむ方も。参加人数は幾分、少なかったですが今回も、御参加頂いた皆様には感謝です。

 

 

 

 

帰宅後、上野館長から分けて貰った伊予砥を何時もの切り出しで試し研ぎです。

KIMG1740

 

硬目の青紙一号の刃金、鏡面状態からの研ぎでしたが、滑り過ぎずに研げますし、地金は更に良く下ろしています。人造の中砥と違って傷も浅く、其れを消す労力は少なくて済みます。

KIMG1742

 

此処からの研ぎ直しは、切り落としや手の平サイズで。大平の蓮華入り巣板やや硬口から。

KIMG1743

 

中山の天井巣板、硬口ですが当たる筋を避け損ない、地金に跡が残って居ます。

KIMG1746

 

中山の巣板、やや硬口と硬口で刃金の研磨痕と地金の跡を薄く。

KIMG1747

 

水浅葱で仕上げです。若干の粗は有りますが、自分用の普段使い・試し研ぎの用途ですから良しとします。精度を高く求めるならば、流石に二回りは大きなサイズ(出来れば相性にも優れる)の石を用いる事に成ります。

砥石、それ自体が良質で有れば、相性的に特に好適と迄は行かずとも、個性の邪魔をせずに研ぐ事で相応以上には仕上がります。ただ、当たる筋や不純物などが有る場合は、避けたりいなしたり除去する等の対応も必要に成りますが。

KIMG1753

 

 

 

 

 

 

 

知人への御礼と再度の御依頼

 

少し前の投稿で、二足の草鞋のもう一方への比重が増えそうですと御知らせしました。研ぎ依頼が少ないのは元からの想定内でしたが、研ぎ講習・イベントの双方が激減・延期などが想定以上でした。其れが此の度、上手く次へのバトンタッチが出来たので一安心?です(笑)。

そこで、久し振りにインド・ネパール料理の店に出掛けたり。

KIMG1673

 

KIMG1674

 

 

何くれと無く御世話に成って居る、近所の和菓子店の店主の包丁を研いで見たり。元は、私の研ぎ方のデモンストレーションを兼ねて、新品を研いでプレゼントした物でした。

しかし切れが落ちたと思われる其の時に、奥方が研いで見たそうですが若干、砥石に不安定な当て方だったとか。後に、御主人が研ぎ直して使って居たという事です。

研ぎ前の状態ですが、やはり相応に摩耗していますね。後、切っ先の丸さと刃線の不均等が気に成ります。直線的に過ぎるのもそうですが、右の刃元・左の切っ先カーブ手前の小刃が軽く凹面に。使用している砥石の形状か、或いは研ぐ際の操作の癖でしょうか。

 

KIMG1688

KIMG1689

KIMG1691

 

 

峰から刃先方向へのテーパーを上乗せする意識で、側面の傷を大まかに消した後は人造の中砥各種で。

KIMG1692

 

同じく、人造の中仕上げまで

KIMG1693

 

天然の硬口赤ピンですが、相性的に今一歩です。

KIMG1695

 

大平の硬口蓮華巣板は相性抜群でした。最終仕上げは何が良いかなと考えて。

KIMG1699

 

柔らか目のステンレスである事を鑑み、中山の水浅葱で。しかし切れは充分ながら手応えが重い。

KIMG1698

 

硬口の中山の巣板、やや弾力タイプで仕上がりました。

KIMG1701

 

 

研ぎ上がりです。

KIMG1708

KIMG1706

KIMG1704

 

刃先の拡大(下画像一つ目)ですが、刃元の小刃の凹面だった部分。最後まで僅かながら痕跡が残りましたが、その他に関しては改善されたので(下画像二つ目)、其処で留めました。

Still_2022-01-11_230925_60.0X_N0003

 

Still_2022-01-11_231020_60.0X_N0004

 

 

 

と云う様な事をしていると、以前も研ぎの御依頼を下さった割り合い御近所のO様と、北海道のT様からご依頼が。仕事の比重を変えた途端にと不思議に感じつつも、有り難い事です。

先ずはO様の牛刀ですが、前回よりも切れ味鋭くとの御要望で。

KIMG1675

KIMG1676

KIMG1678

 

 

先ずは、全体の錆を落として人造の320番・1000番で。小刃の幅を広げつつ(切っ先へ向かって刃元から20度⇒15度⇒10度強)、刃先の摩耗や微細な刃毀れを研ぎ落します。

KIMG1679

 

同じく1000番と3000番で、研ぎ目を細かくしつつ刃先の精度を高めます。最終刃先角度は、刃元から30度⇒20度⇒15度程度としました。此れ以上、鋭角な最先端にしたり、刃先周辺を薄くすると強度が半減以下に成るとの判断です。

そうで無くとも今回の標準以上の鋭角仕上げでは、切れの良さが3~4割り向上する代わりに耐摩耗・耐衝撃がトレードオフに成るのは道理です。鋼材的に(熱処理との兼ね合いも有りますが)、硬く粘りも持ち合わせ、組織も細かい等の条件が整う程に、追い込んだ仕様でも余裕が見込めます。

KIMG1680

 

天然に繋いで、奥殿の天井巣板の中硬(やや砥粒の目が立っていない)から。

KIMG1681

 

やや硬口の中山の巣板は、中々の相性で砥ぎ易く、仕上がりも上々。

KIMG1682

 

ですが、もう一声の切れを求めて中山の戸前系で。更なる向上を実現できました。

KIMG1683

 

 

 

研ぎ上がりです。

KIMG1684

KIMG1687

KIMG1685

 

刃先拡大画像ですが、普通より厚みを取りましたので、研ぎ目の縞々は少な目と成って居ます。

Still_2022-01-11_205006_60.0X_N0001

 

 

O様に於かれましては、包丁に負担を掛け過ぎない範囲の今回の仕様で、御満足頂ければ幸いです。今回も研ぎの御依頼、有り難う御座いました。

 

 

 

 

 

御近所からの持ち込みで

 

前記事の研ぎの最中、電話にて研ぎの問い合わせを頂きました。正規の御依頼としては立て込んでは居なかったので、御持参下さいと御願いしたのですが。

のんびりコツコツ進める心算であった先の作業、其処からペースアップし、御依頼主である御近所のU様が来られる迄には何とか、作業を終わらせて包丁二本を受け取りました。

 

研ぎ前の状態、全体画像両側面。

KIMG1652

KIMG1653

 

 

刃部のアップ、大・小ですが・・・小の方が刃先の損耗が大きいですね。大きい方は、単純な摩耗が大半です。何れにしても未だ新品に近く、刃先の厚さは問題が無いので簡単な研ぎで行けそうです。

KIMG1656

KIMG1657

 

 

 

人造の400番・研磨力が強く平面維持に優れる1000番から。

KIMG1658

KIMG1659

 

 

同じく人造の1000番・3000番。今回の鋼材は、研ぎ始めに感じた耐摩耗性の高さの割りに、研ぎ進めると結構な粘りで返りの出方が大きい様子。其処から予見される、研磨力の強い砥石への反応・・・引け傷が入り易いかと危惧しましたが、特に困らずに作業が出来ました。組織の細かさと、均一さによる物でしょうか。

KIMG1660

KIMG1661

 

 

 

天然に移行しても、研ぎ易さは変わらずで。中硬の赤ピン一つで、傷消しから殆ど仕上げまで済んでしまいました。中硬の巣板から始めたり、間に各種硬さの砥石を挟む必要性は皆無。

KIMG1662

KIMG1664

 

 

もう一声の性能向上を目指し、超硬口の奥殿産の天井巣板で仕上げ研ぎです。

KIMG1666

KIMG1667

 

 

 

研ぎ上がりの全体画像、大・小の両側面。

KIMG1668

KIMG1669

 

 

大きい方、刃部のアップと刃先拡大画像。

KIMG1671

Still_2022-01-07_172836_60.0X_N0002

 

 

小さい方、刃部のアップと刃先拡大画像。此方は、最も損耗の酷かった付近なので一部、其の痕跡が残存しています。

KIMG1672

Still_2022-01-07_173104_60.0X_N0003

 

 

 

U様には、此の度は御近所とは言え、包丁の送迎を含めて研ぎの御依頼を頂きまして有難う御座いました。御返しする際には、使うのが楽しみとのコメントを頂きましたが、如何でしたでしょうか。もしも御気に召した様でしたら、今後も私で御役に立てる場合は宜しく御願い致します。

 

 

 

 

 

御世話に成って居る方からの御依頼

 

年末にパソコン持参で、稽古事の纏め役として御世話に成って居る方を訪問しました。メールサーバーの不具合や、DVDが映らなくなった事などの相談を兼ねてでしたが、其処で包丁の相談も受けたり。仕事も立て込んでいないので、御礼に研いで来ますよ・・・と安請け合いの仕儀と成りました(笑)。

 

件の包丁は親類の方から譲り受けたそうなのですが、良く切れて使い勝手が良かったそうです。特に野菜などに便利だったとの事ですが、様々な用途で使って居た所、冷凍食品で問題発生。硬い部分など無かった物の、大き目の欠けが。

 

研ぎ前、全体画像

KIMG1633

KIMG1635

恐らくは低温脆性なのでしょう、三層の利器材(刃金となる芯材が炭素鋼・地金のステンレスが両側面)が使われていますが元々の鋼材自体が薄い上に、刃先部分が以上に薄く仕上げられていました。

 

 

やっと導入出来た、マキタの小振りなグラインダ―を用いて、過熱に留意の上で少しずつ削った所。

KIMG1636

顎の部分も欠けていましたが、御意向により今回は其れを上回る大欠け部分まで削り落とす事に。結果的には、ほぼ全ての刃金部分が無く成りました。

 

 

 

未だ未だ薄目では有りますが、使用の上で薄さのメリットを享受して来られた事を鑑み、地金部分を調整。視覚的には、平と切り刃に分かれているかの様な仕上げでしたが、実際には段差は皆無と成って居ましたので、新たに切り刃を作る感じで。

KIMG1637

ダイヤモンドシートを使って、ステンレス地金を削ります。相当に薄い鋼材から作られて居ても、切っ先カーブ周辺に厚みが残って居るのは、もうお約束なんでしょうね。其処への対処も含め、刃元から切っ先へ向かい、厚みが漸減する様に進めて行きます。

 

 

ダイヤの研削痕は深いので、更に形状を整える意味も含めて人造砥石の小割り各種を用いて均して行きます。

KIMG1638

 

 

 

切り刃を大まかに仕上げたら、電着ダイヤ砥石で刃先周辺の研ぎを行ないます。

KIMG1639

 

 

人造砥石の400番・1000番各種

KIMG1640

 

人造の最後は3000番で。

KIMG1641

 

 

 

天然砥石に繋いで、奥殿の天井巣板中硬のカラス其の他。

KIMG1642

 

 

 

相性的に優れていた、硬口の中山の巣板で仕上げました。相性が良ければ、砥面の硬さを感じずに下りの良さと仕上がりの良さを齎してくれます。仕上がりとは勿論、切れと永切れですね。

KIMG1644

 

 

 

研ぎ上がりです。一気に数ミリの刃幅が減ったので、流石に全体画像で見るとスリムに成ったのが分かります。良く見て貰うと、(特に右側面)刃金の出方が切っ先へ向かう程に多く成って居るのが確認出来るのですが、切り刃の厚み・刃角が漸減している為です。

KIMG1646

KIMG1648

 

 

刃部のアップですが、通常よりも荒さが目立ちます。実は、作業中に包丁の持ち込み依頼を頂いたので、かなり駆け足に成ってしまいました。

まあ、御受けする時点で「使える状態にしてくれれば良い」との事でしたので、今回は此れで様子を見て貰います。

KIMG1649

 

KIMG1651

 

 

刃先拡大画像。地金の外観は兎も角、刃先の仕上がりは充分だった様です(笑)。

Still_2022-01-07_134533_60.0X_N0001