追加の研ぎ

 

少し前に、北海道のS様が講習に来てくださいましたが、その際に御自分の柳を題材にしました。形状は殆ど整って来つつありましたが、仕上げに少々、研ぎを加えました。

 

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講習修了時

 

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研ぎ後、全体

 

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研ぎ後、刃部アップ

 

 

 

一緒に送付されて来ていた、御知り合いの薄刃も仕上げました。到着時、偶にある「殆ど欠点らしい部分が無い状態」で。強いて上げれば、刃先が鋭角過ぎて強度が不足気味・切り刃中央の切っ先寄りの鎬側に厚みの残存・切り刃中央の刃元寄りの刃先側に厚みの残存、位でした。

刃金部分の角度を少し鈍角に研ぎ直し、刃先先端付近は極小範囲でハマグリに。刃先の最先端は45度から40度で仕上げました。此れは、切れのテスト結果から判断した内容です。

 

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研ぎ前、全体

 

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研ぎ前、刃部アップ

 

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人造中砥の後、巣板と合砥で

 

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研ぎ上がり、全体

 

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研ぎ後、刃部アップ

 

 

 

序でに、手持ち三徳(テスト使用に送る用途)とプレゼント用の副え鉈も砥ぎました。

司作の三徳

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司作の副え鉈、槌目

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研ぎ前、全体

 

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研ぎ前、刃部アップ

 

 

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研ぎ後、全体

 

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研ぎ後、刃部アップ

 

 

 

 

これで五月上旬までに砥いで置くべき刃物は、日野浦さんから依頼されたサンプル用の三徳三本です。少し、人心地が付く感じがしますが司作の見本として扱われるだけに、殆ど万全の状態に仕上げなければ成らず身が引き締まりますね。

 

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三条からの持ち帰り、研ぎ完了

 

日野浦さんの所から、持ち帰った四本を研いだ結果です。何れも確りした硬さと、其れを支える粘り。結果としての切れと永切れを確認出来ました。特に、黒打ちの二本に付いては過去最高かもと。研ぎ肌の状態もまずまず。

 

持ち帰った当時の状態

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サンプルの柄を付けた状態からの研ぎ

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鍛え地の黒打ちから磨きへ変更した物。

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此方は、飛び紋だった様です。

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鍛え地、雲竜の黒打ち。

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黒打ち三徳、槌目です。

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此れで四本全部、大まかには仕上がりましたので最近、知己を得た先へ送ろうと思います。司作の包丁を御希望の方への試し切り・外観の確認用としてです。恐らくは長期間の御待たせに成るかと予想されますので、せめて納得の上で御待ち頂こうかと考えて居ります。後は、私の研ぎの効用も見極めて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

一昨日の高雄で

 

一昨日は、午後から高雄に出掛けて来ました。午前は休憩にと思っていたのですが、ついつい三条から持ち帰った包丁の身を研いでしまいました。

 

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此れですね。真ん中は、完全な黒打ちですから切り刃(現状殆ど問題無し)を研ぐ迄は此の儘で。上の細いのも磨きで仕上げられつつあるので、刃線の修正と切り刃の研ぎがメインです。困ったのは下の、黒打ちから磨きへ移行しつつある柳。普通、機械が必要ですね。まあ、なるべく手研ぎで作業して来ましたので、大まかになら可能です。

 

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何とか、平の黒い皮膜を落としつつ平面度を上げつつ磨きました。仕上げは、ペーパーと研磨剤の後で天然砥石。

 

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細い方も、刃線と切り刃形状を大まかに修正。

 

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仮仕上げの状態です。

 

 

 

包丁の身を持って、高雄に来ました。すると、中岡さんから砥石が採れそうとの情報を確認しに行くけど?と。同行させて貰いました。

場所としては、裏大突までは行かない範囲の、蓮華谷周辺に付いてです。途中までは、砥石層に繋がるかに見える地層の様子も見えました。

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ですが、赤ピンに近いと見られる層は確認出来ましたが柔くて荒い物でした。

 

 

其の為も有って、斜面に目を転じると・・・

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下を見下ろした画像。

 

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分かり難いですが、見上げています。

 

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頂上まで上がりました。

 

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こう云った、倒木の下は確認に持って来いとか。

 

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見た目は赤ピン其の物なんですが・・・使えない場所だった様です。

 

 

 

気を取り直して、持参した包丁の身に(サンプルとして託されていた)柄を付けてみました。見本を示して貰った後は、出来るだけ自力でもやって見ました。

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あ、再度、平と切り刃を砥ぎましたので仕様は変わっています。此処から天然砥石で仕上げて行きます。

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取り置きの砥石を持って帰りました。

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奥殿 天井巣板カラスの中硬

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奥殿 天井巣板カラスのやや硬口

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奥殿 天井巣板の超硬口(の中でも少し軟)

北海道のS様用に挽いて貰った切り落としです。

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此の三個は、ほぼ本焼き専用です。もう一本の白巣板蓮華(大平だとか?)は、次回に回しました。

 

 

 

 

 

司作の柳の研ぎ上がり

 

もう一方の北海道の常連様、T様には二年程の御待ちを頂いて居ましたが、最近ようやく司作の柳を持ち帰る事が出来ました。

近く、海外出張へ出発される事を聞き及び、間に合うように送ろうと仕上げました。最後の最後で、発送受け付けに間に合わず一日の遅れが出ましたが、期限ギリギリの火曜には到着予定です。

 

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人造の中砥から研ぎ始めましたが、かなりフラットに凹凸も少なく仕上がっています。ただ、切っ先カーブの始まる付近の刃金部分が若干、研削が多目だった点。その後方、鎬の切っ先側の厚みが少し多い点。裏押しの刃元寄りの一部に当たり難い部分有り。

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人造の3000番まで当てた後、小割りの人造も使って均し研ぎ。その後、天然の小割りも。

 

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やや柔な巣板➡中硬の天井巣板で形状を整えつつ、砥ぎ目を細かく。千枚で更に向上。仕上げに中山です。

 

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僅かに、切れに相性の問題を感じて水浅葱を試すとピッタリでした。

 

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奥殿の天井巣板ほぼ内曇り(何故か確りした硬さと弾力)の小割り➡天井巣板蓮華カラスの小割りで地金部分を整えます。

 

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切り刃の刃と地のコントラストも適度ですね。

 

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刃先拡大画像でも問題無しです。

 

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裏も綺麗な物。

 

 

今回、司作の柳は初めて触りましたが、鉈や小刀よりは幾分、粘りに配慮している印象です。とは言え、司作らしい硬さもキッチリ備えており永切れも期待できます。其の上、今回の刃金は組織の仕上がりに優れるのか、過去の司作と比べても切れが一層際立ちます。黒の鍛え地の迫力に、引けを取らない存在感を放つ高性能な刃金で才色兼備と云った所です。

T様には、料金面のみならず御菓子も送って頂きまして、御気遣いに感謝致します。御満足いく包丁と研ぎに成っていましたら幸いです。

 

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とても面白いので、頂いた御菓子の画像です

 

 

 

 

 

昨日も、包丁持ち込みでの講習

 

やはり皆さん、漠然と研ぎを覚えたいと言うよりは、上手く仕上げたい包丁が有るから講習を希望されるんでしょうか。昨日も気に成る柳が有るからと、A様が御手持ちを御持参下さいました。

御本人的には、刃線を整える為に包丁を立てて砥石に当て、刃先を擦り減らした点。切り刃を結構、薄く広くして砥いだ点を気にされていました。

しかし、鎬は特別に乱れて居らず、切り刃の厚みも例外的とまでは言えず。敢えて言えば、刃線が未だ整わず極緩いS字が見られたり、その影響でか裏押しが刃先最先端まで届いていない部分が有りました。後は、切り刃の長軸方向で中央寄りの軽い凹みでしょうか。

先ずは私が、人造中砥の1000番と3000番で説明しながら形状を整えて行きながら、紙の束で切れの変化を確認して頂きました。

 

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その後は、天然に移行すると同時にバトンタッチして刃先寄り・切り刃中央・鎬筋の三種類を狙った研ぎで、正確な当て方と研ぐ際の注意点を実際に試しつつ練習。

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中硬~やや軟の巣板で。この段階で、途中話題に出た髪を切る件を試して貰った所、案外容易にクリアしたので若干、意外だった様です。

刃先の角度が正確で、裏押しの精度も高く最先端まで到達していれば、かなり鈍角目でも可能な物です。

 

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最後は、やや硬口・細かいので仕上げます。序でに奥殿の天井巣板(内曇り系統何故か結構硬い)で地金を軽く撫でてみました。

 

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研ぎ上がりです。途中、試し切りを挟みつつ、耐久も考慮した刃先角度で仕上げて有ります。此れで以前に遭遇されたという、柵の中に残存していた腹骨に因る刃先損傷のリスクも軽減出来るでしょう。

 

 

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白巣板のコッパ?は御持ちだそうですが、もう少し硬くて細かい砥石をサンプルに御渡ししました。薄くて小さい物ですが、糸引きと裏押しにギリギリ使えるだろうと思います。

また今度は出刃でも講習をと言って頂き、御帰りに成りましたが其の時までに練習にも取り組んで、問題点と疑問点を洗い出しての御越しをお待ちして居ります。此の度は、有難う御座いました。

 

 

 

 

 

北海道から講習に

 

昨日は北海道の常連様であるS様が、講習に御出で下さいました。直前に海産物を御送り下さっているにも関わらず、御菓子と酪農製品を御土産に頂き恐縮です。私の方は、前日のプライベートな不調法が当日にも波及し、些かバタバタしてしてしまい申し訳無かったです。

本来なら、時間に余裕が有れば近隣の多少は真っ当な店で御馳走しようとか策を練っていたりしたのですが・・・帰り際、咄嗟に最低限、手持ちの中で御返しに成るかもと大宇陀の本葛と葛湯(直近に購入)を手渡せました。森野旧薬園の製造で、大通りに面したアンテナショップ?である葛の館で購入の物。当地では、下画像の様な甘味も食せます。葛饅頭も買えますが少量です。

 

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葛餅

 

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本蕨粉のわらび餅

 

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本題の研ぎ講習ですが、事前に御自身の包丁を(知人の方の分、共々)送って頂いて居ましたので、其れを題材にして説明と実演と成りました。

御自身でかなり、使いつつ手入れをされているヘビーローテーションの柳だそうですが、鎬も乱れず切り刃の凹凸も目立ちません。厚みも抜けて居り刃先も鋭利。紙の束を切っても、まずまず不満は出ません。ですが強いて改善すべきポイントを挙げれば、刃元側の厚みが少ないまま角度も鋭角過ぎる・刃先最先端が強度的にギリギリの角度である・切っ先カーブと少し手前の厚みが他の部分より残存、と言った所です。

人造の400・1000・3000番で解説しながら修正研ぎをして、天然に移行した時点でバトンタッチです。切り刃に付く研ぎ目の違いを利用して、説明通りの当て方・研ぎ方が出来ているかのチェック。

 

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スピードを上げるより、角度の安定にこそ注意を払うべきと助言しました。それ以外は、基本的な研ぎ方の範囲で大きな問題も無さそうでしたので。

ゆっくりでも、正確に任意の角度で狙った個所を当てられれば、どんなに複雑な研ぎ方も可能に成ります。技術向上への捷径は、正確さだと御理解頂けた様です。

後は、少しの研ぎ方や刃先角度・使用する天然仕上げ砥石の僅かな違いでも、切れと永切れ・・・特に切れの軽さに影響する点も実感して貰えたかと思います。

 

 

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最終的に、此の段階まで到達しました。外観・切れ・永切れの各要素で、ほぼ不足の無い状態と言っても差し支えないでしょう。後は、もう少しだけ手直しをして御返送したいと思います。

但し、御送り頂いた中で知人の方の薄刃が残って居りますので、其れを仕上げてからと成りますが宜しくお願い致します。

 

 

 

 

それ以外の身の回りの方の分。既に御返送に及んでいます。

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研ぎ前の全体。切っ先とカーブが損耗していますね

 

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刃先は少し薄過ぎる位ですが、刃線の繫がりが乱れている事も有り、摩耗した最先端とでは切れ難い状況。

 

 

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研ぎ後です。刃線を修正しましたが、その際に少々、厚みが出ました。しかし其れを逆手にとって、(側面もテーパーを上乗せで強調した上で)小刃の幅を広げつつ角度を切っ先へ向けて鋭角化。最先端は鈍角化して行くハマグリで仕上げました。

 

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切れと永切れ、頑強さをも備えた刃先(自分好み)にしましたが、初期状態が薄目だったので此れで問題無いのか心配して居りました。結果的に、図らずもハードなテストにもパスしたとの事で安心しました。その後の打ち物にまで支障なく使えたとあっては、面目躍如と言わねば成りません。因みに手持ちで今回のUX10に向いていたのは、中山の並砥でした。

 

 

 

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研ぎ前ですが此方は、ほぼ新品の状態での摩耗と言うべき状態。所謂、小刃の研ぎ直しで充分と言う奴です。但し、使用者は結構、切れに対する感覚が真っ当な方と見えて鳥の皮が切れないとの事。其れを力技で対処しようとしないのが立派です。S様が村上の研ぎをプレゼントしようと、粋な計らいに及んだのにも納得ですね。包丁全体の扱いも丁寧ですし。

 

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最先端の摩耗と、極少々の刃毀れ程度です。

 

 

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研ぎ後ですが、全体画像では変化に乏しいですね。

 

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只、上画像のUX10に施した処置と同様の内容を盛り込んでいます。若干の簡略化と極小範囲に収める格好では有りますが。効果の程は、使用者の弁として切った手応えが無い(いや無くは無いでしょうけど)との評価であった由にて安堵しております。此方の最終仕上げは、硬口の中山赤ピンです。

 

 

 

S様には、最初期から御贔屓にして頂いている筆頭と言っても過言では無く、今回の様に周囲の方々への広報的な活動までも含めて御世話に成って居ります。

私自身が、押し売りは嫌だの宣伝は苦手だの言っているので、業を煮やした知り合いの方々の方が熱心にしてくれる始末。その中でも、S様の御高配で評価下さる方が増えつつある現状には感謝しか有りません。

御返し出来る物が他には無い物ですから、精一杯の研ぎと砥石の選別で喜んで貰える様に、精進を重ねたいと思います。此の度は、遠い所まで足を御運び頂き有難う御座いました。直接に御目に掛かれて嬉しかったです。今後も宜しく御願い致します。

 

 

 

 

 

久々に三条へ

 

二年振りでしょうか、新潟の三条へ行って来ました。日野浦さんに会う為でしたが、顔を合わせるだけなら関の刃物祭りで毎年、お会いしていました。今回は、注文していた柳に痺れを切らして?受け取りに。

 

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途中のサービスエリアで食事後、奥へ進むと直ぐに海が見えました。

 

 

 

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到着後は早速、作品などの展示場所として増築された場所へ。想像以上にモダンと言うかお洒落な内装。

 

 

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何時もの様に?鉄・鋼材関連の話しから始まります。上画像は、たたらで作られ送られて来たもの。炭素量の多い、所謂玉鋼と組み合わせて和鋼・和鉄の作品に。出来た内の一本は、私に天然砥石で仕上げて欲しいとの事。そう言えば、以前にも電話で伝えられていた内容でしたが、其れが此れですね。

 

 

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昭和10年前後に製造の白紙。成分の管理に学者の方が関わって作ったと聞いていましたが、叩いた音からして不純物が少ない印象で良い物なのだろうと納得です。大事に使っている様子です。

 

 

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二階には、展示物が揃いつつありました。味方屋本家から独立して三代目までの作品が増えて行くのでしょう。本家から数えると司さんで四代目と成りますね。

 

 

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示しているのは、その間に使用されて来た各種の刻印。

 

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そして、いよいよ御待ちかねの柳を受け取りました。北海道のT様には、御待ち頂いた甲斐の有る出来ですので御安心頂ければ。

右の二本は、私の私物です。何時も、出来るだけ研ぎ込んでお見せすると刃金も地金も組織や模様が見えるので楽しいとのコメントが。ただ、三徳の方は砥石館でのイベント使用で若干、錆の影響が。ざっと落とすに留めたのでキッチリ、前回とは肌の状態が違うねとの指摘も。

 

 

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今回は、展示施設が出来た暁には返却するとの数年前からの約束通り、上画像の黒共柄剣鉈八寸を持参しました。もう15年以上前に成りますか、初めて日野浦さんの刃物を購入した三本の内の一本。(掲載の実物)

初めから売りたく無いなと言われながら持ち帰りましたが、それ以降、顔を合わせる度にも買い戻したいなと・・・。何でも当時の作風とは、年代が進む程に(出来不出来の意味とは違う)同じ物は出来ないとの感が強くなるそうで。

 

 

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此れを返すに際して、現地に在った物と交換では?と提案しました。

 

 

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丁度、手頃なのが有りましたので此方を。

 

 

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今回は柳でしたが、必要なら、こんなのも出してやるけどと。次回、常連様他の要望が有れば御願いしますと伝えました。此れは此れで、違う良さが有りますね。少し、標準とは感じが違うのですが私に注文をくれる方は実用面を重視されますし、何方かと言えば私好みの仕上がりです。

 

 

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今回持ち込んだ柄のサンプルとの組み合わせも楽しみです。手配を上手くして頂き、供給量も材質も融通を聞いて貰える様です。日野浦さんにも、幾つかの柄に興味を持って貰えましたし。

 

 

 

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柳は箱入りです。

 

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槐の両口輪

 

 

 

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此方は、五月に佐渡島でのイベントに御誘い頂いたきしな屋さんと関係各位への御返し用に、購入して来ました。桶の製造などに関わる事が多いとの事ですので、鍛冶屋の兄上への参考例・桶屋の弟君への実用品として砥ぎ上げた此れを贈りたいなと。

 

 

 

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上画像は、日野浦さんの所にサンプルとして置いておく為にと研ぎ依頼を頂いた三本です。

 

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此方は、交換の時に追加で付けて貰った方。「イベントで使ったりするのに良いだろう」と。

 

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此方が交換の主体の柳。磨いたり研いだりして仕上げ、運良く手配が整いつつある柄に入れてみたいなと考えています。

 

帰り際、見送りに出てきた日野浦さんから「やっぱり、時々こうして来て貰った方が良いな」と。実際に現場で見て選んで欲しいそうですが、少し距離が・・・。まあ打ち合わせ兼、少量の持ち帰り程度ならば新幹線ででも通えば何とか成るかな?と考えながら帰路につきました。