前回の体験では、募集に漏れた方が出ましたので急遽、二回目を募集したところ其方も短期間で埋まりました。その第二回目が昨日に行われたのですが、御参加中の女子率が段違いに高かった様です。
勿論、親子連れ(御兄弟の御子息含む)や御息女を伴っての御参加も有りましたが、過半数が女性陣でした。関の刃物祭りでも顕著であった、刀剣女子の影響か?とも思ったり。
一回目に比べ、刃体の厚みを減らしての造形で焼き入れとなった様子にて、焼きの入りも仕上がった断面形状の点からも切れ味は向上し、参加者の満足度も上がったと御見受けしました。
刀匠には、工夫を頂きましたが形状修正や、薄いだけに頻出する曲がりの修正まで手間が増えてしまった筈で、恐縮でした。
他にも、一番の常連の方には御自身も体験に参加されるだけで無く、(何時もですが)対応や作業の裏方仕事もして頂き感謝致します。御蔭で、御参加の皆さんへの対応や研ぎの御手伝いに専念できました。
今後も同様の企画が可能かは、上野館長の判断待ちに成ると思われますが、確度の高い線としてはスウェーデン鋼に土置きしての本焼き刃物作りの企画が進められていますので、本格的な刃物を自ら作りたい方は御見逃しなく・・・でしょうか。