週末には亀岡で イベントです。それに間に合う様に先週持ち帰った本焼きの柳を急遽、研ぎ上げました。
正真正銘の新品を余り減らす訳にも行かず、切り刃形状・刃先の角度変化・表面の傷消しの各項目で、まずまず及第点かと判断出来る程度に仕上がった時点で終了としました。
丸尾山の白巣板・白巣板巣無し・白巣板蓮華・中山巣板・菖蒲巣板?で相性を探りながら進めた結果、僅差でより良好な仕上がりを見せた菖蒲産と思われる巣板で終えました。
此の状態であれば最低限、研がない方がマシだったとは言われずに済むかなと考えますが、後は見に来た方の御判断に任せましょう。
イベント後の天然砥石館の予定
簡単な包丁研ぎ指導(今だけ無料)
10/29(土)、30(日)
11/5 (土)、6 (日)
11/12(土)、13(日)
11/19(土)、20(日)
11/26(土)、27(日)
お気軽にお越しください(10:00~16:00)
(この後、改装のため一旦休館します。)
場所:亀岡市交流会館
Home Page: http://togi-bunka.com/
切刃がムラなく均一ですごくきれいです。
村上さんの仕上がりを目指して毎度研いでますが、どうしても角度の変わり目がムラになり難しいです。
S様
有難う御座います。まだまだ完璧とは参りませんが、この程度でもいざ、やってみると簡単で無いのは御存じの通りです。
角度の変わり目は、何処まで行っても何時まで経っても難しいですね。特に、一律・一定で無い切り刃を指向すれば尚更で。より良い形状の模索と、其れを実現するのに必要とされる研ぎ技術は、前者が先行して後者が追いかける永遠の追い掛けっこでしょうか。
いくら刃物形状への追従性が良い砥石でも、限界は有りますので難しい時には小割りの砥石の御活用も、お薦めします。