昨日、柳の進捗や最近の玉鋼包丁に付いて日野浦さんと話していたのですが、研ぎに関する内容で半信半疑かなと感じた部分が有りました。長い付き合いで説明もして来たし、複雑な形状で拘った研ぎをしているのは何の為だと・・・(笑)。
私が、ヤワな包丁でも砥石と研ぎの工夫で切れ・永切れを付与する事も可能だと言ったのが其れですが、鍛冶屋(多分、製造側の意味も有るんでしょうか)の前でそんな事を言ったら、納得しないで突っ込みを入れる者がいるだろうねと。実証して見せるので大丈夫だと答えたのですが・・・直近の休みに三条へ行って見て貰おうかとも思った物の、先方の予定が付かず。
それならと数年ぶりに、デジカメで動画を急いで撮ってみました。雑な仕上がりで恐縮ですが、紙の束と氷を荒っぽく切ったり削ったりした後でも切れが続くのか?或る程度は参考にして頂けるかと思います。過去に知り合いが上げていて消えた、私の試し研ぎ動画を少し前に上げ直した物も有りますので、良ければ御笑覧ください。上野館長からアドバイスの有った本焼きの研ぎ動画は、自宅では(角度や明るさで)難しそうですので、今後の課題かなと考えています。