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業務連絡(何時もの?御願い)その他

 

少し前にも記載をしたと思いますが、御問い合わせや研ぎの御依頼に関しては基本的に、ホームページの「御問い合わせフォーム」などから御願いして居ります。

もしも留守電に伝言を入れて頂いたとしても、機会が余りに古いので自動的には相手方の電話番号が表示されません(私の操作が駄目な可能性は有りますが)。従って、御自身の電話番号と御都合の良い日時を提示して頂けた場合は(さらに私が可能な場合)例外的に折り返しの電話が出来るかも知れません。

普段、電話に出られないのは不規則な時間帯で研いで居たり(珍しく依頼が有った場合)、他に掛け持ちで働きに出て居たりする為ですので、御理解いただけましたら幸いです。直近の、A様からの留守電に掛け直せないのも同様ですが、有難い事に私のホームページやブログを御覧に成って居るそうですので、ナイフの研ぎの記事と並んで、今回の記載内容にも目を通して頂ける事を願って居ります。

(A様からは、この記事を書き込み中に、以前の記事のコメント欄へコメントを頂けました。ホームページのフォーム、又は次のアドレスまで御願い致します。togiyamurakami@gmail.com コメント欄に承認済みとして、御本人のコメントを載せると本名である点を懸念しています。イニシャルに書き換えて載せたものかどうか・・・)

 

 

 

他にも、K様からの御注文にて発覚したのですが、私のホームページに記載の販売用包丁(大抵は品切れ)の価格、此方が製造元の価格改定前の儘に成って居ます。済みませんが御注意の程、宜しく御願い致します。

 

 

 

あとは私事、でも無いですが・・・亀岡の天然砥石館の前館長こと上野氏が、新館長(田中氏)に完全にバトンタッチした上で三月一杯にて郷里に戻られる、と聞き及びました。

砥石館設立以来、色々と御世話に成りましたし、或る意味では苦楽を共にした場面も有りました。そんな上野さんには、之までも私の最推しの包丁(司作)を何とか贈れないかと考えた機会が有ったのですが、如何せん資金力に難の有り過ぎる生活に変化は無く、断念せざるを得ませんでした。

流石に、今回ばかりは何か・・・と思いめぐらし一計を案じた結果?苦肉の策を思い付きました。数年前に、日野浦さんから「買い取るから戻せ」と言われていた共柄黒剣鉈八寸と、交換に入手した四本の包丁の内の一本を餞別に贈ろうと。

既にミニサイズの柳は、サンプル兼モニター(かの地で試して頂きたい方々が居られた為)として北海道のS様に御贈りしていましたが、黒打ちの菜切りや三徳が御好みと御見受けした上野さんには、黒打ち(おまけに槌目入り)三徳が相応しそうです。更に、特別なルート?で入手した事により、銘が入って居ないモデルは私以外は殆ど(皆無かも)持っていない筈ですので、「村上と苦労した記念」には寧ろ最適な気もします(笑)。

(因みに以前、常連様から伺った話では、「焼きムラが有る司作の包丁」との触れ込みで廉価に販売している業者が居たとかで。其れを日野浦さんに話した所、「焼き入れミスの製品は出さないので、怪しいな。無銘の包丁に偽の銘切では無いか」との返事。「(村上の)ブログで注意喚起しても良さそうだな」とも言われて居たのを思い出しました)

 

 

やや鋭利気味に研いであったので、耐久と切れを五分五分に狙った刃先に研ぎ直しです。相性的に良かった水浅葱の一つを選択。

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研ぎ上がりですが、この(時期以降の)モデルは、それ以前の地金よりも研ぎ目細かく仕上げるのは難易度が上がって居ます。

先々、上野さんが使用しつつ研ぎ直す際は、相当に歯応えの有る対象として楽しんで頂ける筈です

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地金の仕上がりの難しさと言う点では、ステンレスも引けを取らないのですが、ステンレスも様々ある中で下掲はマシな方と判明しましたし、上掲の軟鉄(極軟鋼)地金は別方向の難しさ乍ら更に一枚、上手(うわて)と言う他は有りません。

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何はともあれ、交換で手元に来た銘の無い司作の内、(下画像の)上から一本目に続き二本目も離れる事に成り、残すは中央の二本です。

日野浦さんの引退までに、銘有りの司作を三本(出刃・柳・三徳か牛刀)は追加したいと希望していますが、叶うかどうか。日野浦さんからは一応、まだまだ現役で製作すると聞かされていますので、諦めずに機会を待ちたいと思います。

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上掲の一本目、飛紋の磨きです。これ等は、偶々に所有していた柄を自分で仕込んだ物ですから、余り確りとは出来ていないのが恐縮です。しかし刃体の方は特に問題が無い筈なので、相応に活躍してくれているのでは無いでしょうか。

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残りの一本、雲竜の黒打ち。自分用に柳を発注するとすれば、雲竜の磨きに成る筈ですので、黒が入手できたのは望外の僥倖でした。

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残った二本目は、鍛え地の黒打ちから磨きに移行している最中の物でしたので、引き続いて自分で最後まで仕上げました。黒打ちだった名残りとして、マチの部分は磨かずに置いて居ます。作業は予想以上に大変でしたが、今となっては良い思い出です。

他の三本と同様、仕立て直し途中で在ったこのモデルは、柳としては切り刃が狭かった為、願わくは将来、牛刀か長目の三徳(鍛え地)を手に入れる迄の万能包丁の位置づけと成って居ます。片刃ですが鈍角気味な分、強度の高さを活かした恰好です。

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砥石館には近々に、三徳を持参する予定ですが・・・月末(上野さんの完全引退間際)には再度、酒でも持って伺おうかなと考えて居ます。

昔(アイリッシュを渡した際)バーボンが好きとの事でしたので、次にフォアローゼスのシングルバレルをプレゼントした記憶は有ります。今度はベイカーズか、ノブクリークのシングルバレルでもと。ブラントンは、フォアローゼスを万人向け且つ上品にした感じでしたので、ベイカーズの方が良さそうでしょうか(パワフル且つ複雑なので。比べるとノブクリークは端麗辛口過ぎるかも)。ブッカーズは流石に、希少且つ高価に成って居ますので、手が出ないのは高級包丁と同様で悲しい所です。

 

 

 

 

 

最近の事

 

先ずは、ちょっとした御知らせと云うか御願いです。少し前の事なのですが、留守電に問い合わせを頂きました。御丁寧に、最後には折り返しにと、御自身の電話番号も御伝え下さっていました。

大阪を離れていた期間と、気付かなかった期間も有りましたので、2~3日後に電話をしてみた所、余所で間に合ったので其方に頼んだとの事で。

上記に関しては御本人の用が足りたので、其れで良かったのですが、その後にも再びの留守電が。しかし、今回は電話番号の件が無いままに終えられていました。更に以前から何回か、同様の経緯が有りましたので、最近は番号を伝えない風潮が?と感じてはいたのですが。

幾人かの知人に聞いてみた所・・・どうやら世間では、家電にも着信した電話番号が表示される様ですね(笑)。当方の電話は、かなり古い物ですので相手の番号表示はされず勿論、後から其れを見返す機能も有りませんので、電話にてお問い合わせの場合は、折り返せる様に番号まで録音して頂けましたら幸いです。

しかし可能でしたら本来、想定して居ります通りホームページの研ぎの御依頼または問い合わせフォームから宜しく御願い致します。

 

 

 

 

後は偶々、最近の購入品はスパゲッティが多かったのですが、注文する際に確りと確認しなかった所為で、同じ種類の大袋をもう一つ取り寄せてしまいました。

改めて見ると、同じバリラの5番ながらも異なる仕様に見えますね・・・とは言え5番は5番な訳で、直近まで良く食べていた3番の追加とは行きませんでした。

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便利かつ気に入りの味なので、ヘビーローテーションしていた下画像には、バリラの3番が良く合い、過熱時間も短めで重宝していました。

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其処で、下画像の如く払底しつつあった3番を補充しようかと。アマゾンの「過去に御買い上げの商品」に則り、再度の購入を選んだにも関わらず、前回購入の3番が表示されてはいなかった模様で。どうやら此れは、在庫整理を企図したアマゾンにやられたかも?の疑念が払拭できません(笑)。

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幾ら、御気に入りのバリラでも10キロを在庫したのは初めてです(3と5を各5㎏なら有り)ので、早速に消費を開始です。何故なら、出番は限られますが使用目的別に他商品も用意して有ったので、流石に置き場所を圧迫し始めて居ます。

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久々の5番なので、過熱時間が長目と成る為、元から簡単な用意が更に余裕を持って進められます。一番、簡単な範疇と思われますが自分では相当に好みである、玉葱と大蒜のスパゲッティです。

調味料も、オリーブオイルと塩・黒胡椒のみです。但し、塩加減(湯に対する割合と仕上げ段階の2か所)と湯で加減だけは出来上がりに影響が大です。

余り物の玉葱と、冷凍の大蒜が有れば咄嗟に作れるので便利ですし、小麦の味が良く解るので御薦めでも有ります。久々過ぎて量の把握が甘く、今回は少々、皿から溢れ気味に。

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追加で、グラタンの残りを貰った物を再度、仕立て直しです。大きな声では言えませんが、コンベクションで焼かれたまま、クッキングシートごと丸めて持ち帰りました。

主として表層の、チーズ等を搭載していた部分を提供し、余分と成った底の辺りです。

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家に有ったグラタン皿(ほぼ40年振りに登場)に盛り、

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とろけるチーズ・パプリカ・白胡椒を載せ、

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高さ調節した魚焼きグリルで焼き目を付けました。乾燥パセリが無かった為、タラゴンとマジョラムを振り掛けましたが、此方は多少、加熱された状態でないと良さが出難い様ですね。

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亀岡で、イベントの度に泊めて貰うYさんには、私の実家の食堂時代の名残りを含めて「使いもしない食器が多過ぎる」と言われますが、こんな風に登場する事も皆無では無いと力説しておきましょう(笑)。

 

 

 

全粒粉の方も、在庫が少なく・古く成って来ていたので、此方は地元の店舗で買い足し。此れに押し出される形の消費期限が迫る方は、路面の凍結が無くなった頃にYさんの家で消費するとしましょうか。

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前回のイベント時、御宅で使わせて貰った味方屋作の3層利器材の包丁(下画像の大きい方と同型)は、徐々に研ぎ込まれて切れ良く仕上がって居た物の、切り刃は部分毎の繫がりに不均等な所が見られたので次回、Yさん宅へ伺った折に修正してみたいと思って居ます。

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その際には、精々が上画像の状態に近く(切り刃は曇り仕上げ)とし、下画像の様に半鏡面までは難しいかなと。

双方、炭素鋼を芯材に持ち、ステンレスで両側面を挟んだ構造は同一なのですが、ステンレス自体の性質(特に地を引き易いか否か・組織は均一で細かいか)と砥石の相性にも依ります。

そして此処まで斑無く仕上げようとするなら、凹凸や下地の研削痕を相当、入念に除去する事が不可避なので、略式では中々に難しいです。ただ実現できれば、錆び・変色を抑えられるのでメンテナンスが容易になり、食材の風味への悪影響の軽減にも繋がる効用が有るのですが。

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今年最後の砥石館イベント

 

もう、二週間ほど前に成るでしょうか、今年最後の砥石館でのイベントに参加して来ました。当日の前半は、参加者の希望する枠に空きが出来た事も有り、時折り砥石館から応援を頼まれていると云う近隣の工芸関連の学生さんの御二方、その自主練にも付き合って来ました。

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勿論、後半は当日のメインである鏡作りでしたが。

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メインに先行して学生の御二方には、以前に作られた玉鋼製と工具鋼製の小刀を用いて研ぎの練習を。鋼材が異なるばかりでなく、切り刃の厚みが違って居たりして、一様に研ぎ進められる訳では無かったのですが(笑)。

人造粗砥から中砥、そして天然の巣板系統の後は、如何なる小割りの砥石によって刃紋が出るかの確認も兼ねていました。

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どう云う訳か、玉鋼製の方が波紋を出し難くて苦労しました。後に、田中館長が知人の刀剣研磨師の方に意見を聞いた上でしたか、拭いの手法を駆使して効果が上がったとの事でした。

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鏡作りは砂型の作業からスタートです。先ずは鏡の裏側と成る面の模様を選んで貰い、その後は型用の砂をザル等で篩いつつ詰めて行きます。下掲一つ目は、珍しくペンギンが選ばれた所です。

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亜鉛合金を溶かして、完成した砂型(表裏二つセット)へ流し込みます。結構、御自身で挑まれる方が多かったものの、概ね上手に熟されていました。

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或る程度、冷えた時点で型枠から出します。

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鏡本体から余分な所を切り落とし、各所の面取りの後に鏡面と成る部分をベルトサンダーで削ります。

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其の後は、只管に手作業で研磨して行きます。人造の粗砥と中砥、更に中仕上げの後は青砥に移行します。

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最後は研磨剤(番手違いで6種ほど)を撒いた布の上で磨きます。更に必要であれば、ダイヤモンドペーストを用いて仕上げます。

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今回の鏡製作体験も、参加者の方々には楽しみつつ作業をして頂けた様子で、嬉しく思います。現物の仕上がりも大きな瑕疵が無く安心しました。今後も砥石館でのイベントに関心を持って頂けましたら幸いです。

 

 

 

 

(おまけ)何時も通り前日から現地に入っていたのに加え、有志の方宅へ泊めて貰う際に、何らかの料理を要求された事も変わらずで(笑)。

オムライスとのリクエストでしたので、鶏胸肉・エビ・玉葱・人参などを炒め、簡易的ながら固形のコンソメとジュース・荒濾しのトマトで米を炊きチキンライスに。

当初の目論見では柔らかオムレツに切り込みを入れ、ライスの上で広げる心算でしたが、鋳鉄の広いフライパン・慣れないIHの組み合わせに手間取り、薄焼き卵で包みました。其れでも厚くて歪に成ってしまったのが悔やまれますね。

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後は前回の会話中、黄色いズッキーニを知らないとの事でしたので、持参して切り込みを入れた上で塩を。出て来た水分を拭き取りオリーブオイルでソテーし、塩+黒胡椒した有り合わせのブナシメジにクローブ・シナモン・コリアンダー・千鳥酢でソースっぽい物に。

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亀岡へ向かう途中に有るので、時折り立ち寄る秋鹿の濁り酒を一本、進呈しておきました。

過去にオムライスは、ケチャップライスの物しか記憶に無い為かピンと来ていない様子でしたが、ズッキーニと濁り酒は分かり易かったのか評判は上々でした。まあ、基本的に酒なら大抵の物は嫌がらない気もしますが・・・。

残りの秋鹿は全て、親への御土産です。自分用(主として料理用)は大阪の量販店で「千秋」・専門店で「秋鹿」等の何れかを買えますので。対して、この種の季節ものは、出荷時期に手間を取らせてしまって恐縮ながら、入手のチャンスかつ現地で買うのが楽しくも有り。

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未だ来年以降の砥石館イベントに、私が呼ばれる予定も聞いていない内から「次に作って貰う料理を考えて置く」と言われても、そんな機会が有るのかどうかも不明だし、特別に料理が得意でも無ければ、作れるレパートリーが多い訳でも無いぞと釘を刺しておくのを忘れなかったのは、良かったと思います。

 

 

 

 

 

砥石館で肥後守の研ぎ体験イベント

 

先週末は、亀岡の天然砥石館でイベントの御手伝いでした。肥後守の切り刃を極力、ベタに研いで行き、最終は天然の仕上げ砥による刃金と地金の違いをも際立てせ、コントラストが引き立つ完成を目指しました。

 

 

砥石館は、二代目館長の田中さんに変わってからも、変わらず(以前にも増して?)意欲的に新しい分野や過去の方針の拡充に余念が無い様です。

下画像は新製品の小割りの砥石と、其れを納めるホルダーです。

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今回の主役となる、肥後守も勿論ですがサイズ別に揃っています。

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此れは、過去の直近に行われたドングリを模したアクセサリーです。実物を使って砂型を作り、熱した亜鉛合金を注いで製作する体験だったそうです。

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直接の関係は無いのですが、前館長の上野さんの趣味?を活かしたオブジェと言うべきでしょうか(笑)。昭和の時代のラジオをレストアし、放送を聞けるだけでは無く、ブルートゥースでCD音源を鳴らせるとの事。

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当日の主題である肥後守の研ぎイベント、そのチラシも有りました。

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用意された現物色々、サイズによりハンドルの材質にも違いが。

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下の開いて居る方は、確か田中さんが研ぎ上げた物だったかと。

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各種、天然仕上げ・中砥石の小割りも用意されていました。主として使われたのは、青砥・三河・内曇りの三種。

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始めは、メーカー問わず400番相当の人造砥石からです。肥後守は両刃ですので、両方の切り刃(左右の側面)をベタに成るのを目指して研ぎ下ろします。

過去に触れた事が有る肥後守は、大抵が凸の切り刃と成って居たのですが、最近の物はホローグラインドに成っている様ですね。形状の精度は向上していますし、取り敢えず切れる刃を付けるなら適した形状だと思いますが、切り刃全体を整えるにはホローの溝を消すまで終われない気に成ってしまいますね。もしも凸なら凸なりに仕上げれば、見た目的には砥石に当たらない部分と云うのが出ませんので。

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大まかにベタ迄に進めば、次は1000番相当の人造で傷を浅くして行きます。

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傷の低減と切れの向上が得られたら、天然砥石の中砥である青砥に移行します。

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全体が青砥の研ぎ肌に成れば(念の為に青砥の小割りを挟んでいますが)、今回のハイライトとも言える仕上げ砥の小割りです。

青砥、或いはダイヤモンド砥石で擂り、軽く泥を出してから作業に当たります。

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最終仕上げに使った小割りの砥石目が、切り刃の全面に揃った所で完成です。

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切れに関しては、部分的に私が研ぎを手伝ったりしましたが、自力で研ぎ上げる方も。そして、刃先を拡大してのチェックにも余念が有りません。

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実際に紙を切っての確認も。やはり、研ぎや刃物に興味を御持ちの方々ですので、切れの軽さや切り進む際の音の大きさに拘りを見せる場面も。

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ハンドルエンドにソングホールが有りますので、上野さんが切ったのでしたか?革紐を通して完成です。

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聞けば、早々に申し込みが満員御礼に成った、その参加者の方々ですので熱心にかつ楽しんで作業に当たって頂けました。拙い説明にも関わらず、清聴を頂き有難う御座いました。

御家庭でも様々な研ぎをなさる時に、今回の内容が幾らかでも御参考に成りましたら幸いです。更に高度な研ぎなどに付きましては、新館長が計画されそうですので、今後も砥石館の情報発信に御注目を頂けたらと思います。

あと、次回のイベントは砂型鋳造に依る鏡作りですが、一部の枠が埋まって居ないとかで、其の部分は今回同様の肥後守の天然仕上げに取り組む枠として用意されるそうです。何故なら、今回のイベントに漏れた方が複数名、居られた為に代替の枠としたいとの事で。もしも、日程に余裕の有る方は再度の御申し込みを検討されてみては如何でしょうか。

 

 

 

 

 

イベント前の息抜き

 

と言うのは言葉の綾で・・・郊外の古民家や、空いている土地を再利用してカフェなどが出来ている現状を、興味深く見ていました。そこで、両親の所に顔を出した序でに下調べをしていた施設に寄ってきました。

 

国道から少々、坂を上がって行った途中に建物が見えました。外観は落ち着いた風情ですね。隣り合った場所には所謂、古民家カフェも。

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中に入ると結構、見晴らしが良い事に気付きます。

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周辺で収穫された果物や農産品、米の量り売り等が目に付きます。

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飲食ができるスペースは、意外に天井が高く、壁際に薪ストーブが備え付けて有りました。

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メニューの中から、南山城産の紅茶とアテを。

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当日の御薦めは、入ったばかりの和栗との事でした。画像はモンブラン的な奴です。

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私の方は、予想以上に大きかったシフォンケーキ(アールグレイ)です。大きくてもフワフワだから簡単に食べきれる、その説明通りでしたが驚きは、横に据えられたクリームの方で。油っこさが無くてミルク感が強い物でした。

後日、話した料理人に依れば、練乳を加えると近い仕上がりに成るかもと。その伝で行けば、コンデンスミルク(無糖)や粉末状のミルク成分を混ぜても可能な気はしますが、この新鮮さ迄も再現できるのか、興味深いです。

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席からは下を走る国道・田畑を挟んで向かいの山肌が良く見えました。寒さが厳しく成れば、より紅葉もハッキリするし、冬枯れの草木も目立つのですが、当日は小春日和と言えそうな天候でした。

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両親の家では、結構なミカンと柿が生って居り。

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柿の方から収穫を。

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渋柿とは違って甘い方ですので、ジャムにする以外はスライス後に干す位しか無いかなと。

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魚を干す際に重宝している網で、試しに干してみました。

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自宅に帰り付き、次の日には知人からの貰い物が。小振り乍ら、結構な量の太刀魚です。

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太刀魚は塩焼きが旨いのも勿論ですが、刺身が好きなので、何種類かの切り方で比べて見る事に。更に余った分は、教えて貰ったしゃぶしゃぶで試しました。

左端のでっかいのは、カフェで購入のレモンとミカンの掛け合わせの物です。皮を薄く剝いて刻んだ物を使いました。

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丹波から送って貰ったのを保存していたとの事で、土産に持ち帰った黒豆の枝豆とで頂きました。

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今週末の砥石館イベントに向けて、良い気分転換に成ったのは確かですので、肥後守の研ぎ体験イベントでは楽しんで頂ける様、努めたいと思います。

 

 

 

 

 

砥石の日のイベント

 

毎年、砥石の日は10月14日なので、イベントも当日と思われがちです。そうで無くとも、(日曜にズレると既知の人でも)14日の直近だと考える様です。実際には14日の前にも後ろにも、そして結構、離れた日付にも成ったりします。

私の知人にも何人か、22日以外だと認識していた人も居ますし、自分でも近年まで同じ感覚でした。其れ位、余り関係性が強くないと言うか、自らも出向く様に成るとは思って居なかった訳ですね。やや引き籠り気味、までは行かずとも、大勢が詰め掛けるであろう場所は苦手な方ですので。

しかし偶々、去年は御誘いを頂き、田中砥石のブースの手伝いをして来ました。其れが如何なる経緯を辿ったのか、今回は研ぎに関する講演をする事に成りました。直前まで、技術指導的な方向かと思って居たので、喋る役割だと発覚してからは幾分、困惑しつつも取り上げる項目を選んだり、その際に話す内容を纏めたりして行きました。

 

其れとは別に、話した内容を実証実験的に反映できる様、幾つかの刃物も研いで置きました。結果的には、用意した全てを見せたり切ったりに使えなかったのですが、実際に手にして試して貰った方々には、或る程度は楽しみつつ納得して頂けたのではと感じました。

 

下画像は、単に普段使いの包丁ですが私の研ぎ方の特徴が少しでも伝わるかなと・・・持参したのですが出す余裕が無かったですね(笑)。他の、出刃・ビクトリノックス・モーラで手一杯に。

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此方が其の、モーラです。何方も緩いハマグリ(切れ優先)に研いであった物を、片方はベタ研ぎ気味に・もう一方はハマグリを強めにして、差を体感できるかなと。

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二本目も

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さて当日は、13:00からの講演に合わせ、午前の遅めに到着しました。前回は裏の搬入口からでしたので、正面入り口は今回が初です。

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予想以上に広くて、複雑な構造でした。御蔭で中々にたどり着けず、予定より余計に到着が遅れてしまう事に。

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案内板に従って進みますが

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一階だと思って居た会場は、前回もそうですが、地下だったと。そう言えば、エレベーターに乗ったのだから一回な訳は無かったですね。

下りた所から進んで行くとリフォームに関する展示や、当日は関係する会場も。

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無事に到着です。

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砥石の画像は少々、ピンボケになってしまいましたが

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隣の研ぎ場では、来場者が熱心に研ぐ姿が見られました。

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手挽きの体験も継続で

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会場では、三重の松阪から来訪の理容師かずけんさんや、特に関東の採掘場の歴史などを研究されているチヨウさんと旧交を温めたり。近況を尋ねたり、砥石関連の情報を交換したり。

他にも、嘗て研ぎ講習を受けて頂いたH様と御会い出来、3~4年前に私がお出しした紅茶の御礼にと、下画像を頂戴しました。

当日は砥石の購入も考えて居るとの事でしたので、丁度?一つ残って居た小振りな水浅葱(超硬口+目の細かい)を薦めました。僅かな可能性ですが相性の如何は未確認ながら、砥石その物は剃刀用としては一級品なので、名倉なども含めて使いこなして頂ければと思います。頂いた紅茶も興味深く、感謝致します。

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チヨウさんからは、調査した資料を纏めた物と、現場を回って地元の方からの協力を得て、集めた砥石の内の一つを頂きました。いつも有り難く活用させて頂いて居ます。

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肝心の講演ですが、自己採点では何とか及第点かなと。如何せん老若男女のプロ・ベテラン・中級者・初心者・一般の方の混成と思しきグループ相手ですので、どの範囲に合わせて解説しても不満や不足が出ると考えて居ました。

そこで窮余の策として、包丁・ナイフの一般的な刃体形状をカタログ風に図示して並べ、刃の付け方の概論、研ぎの基礎・応用と其の効果を、体験を交えて語りました。また使用する俎板や切り方の適不適で、刃物の耐久力や研ぎ直す頻度は変わり、切る対象や使い手の好みでも研ぎ方を変える必要性にも言及。但し砥石の扱い方・手の位置・研ぐ方向などの実技面は、隣の本会場で実際の研ぎを指導されて居るので、其方でと。

更に、予定では合間合間で質問コーナーを設け、受け答えを交えて進行をとの想定にも関わらず反応は薄目、其の為、最後の余興?として並べかけていた横の机の上の刃物類と新分類を移動、試し切りの実演で間を持たせました。

最後には凡その予定通りに、興味を持ってくれた方々が演壇?の周りに集まってくれ、刃物を手に取ったりビニール・新聞の束を切って見たりしつつ、刃物談議に花を咲かせました。唯一、心残りだったのは其の中に、普段は包丁にシャープナーを掛けているが砥石なら如何なる物がと聞いて頂いた方。どんな不満が有るのか・包丁の状態の程度は・砥石の揃えられる数と予算は、と余りにも聞き出す事柄が多かったので、不満が出るまではシャープナーで済ませ、いざと成れば砥石に進めば良いのではと、答えるに留めた事です。

刃先の厚みが増し過ぎたり、欠け等の損耗が激しければ、粗砥から。そうで無くても中砥が必要。面直しにはダイヤモンド砥石。切れに拘るなら仕上げ砥(人造でも天然でも)の購入も視野に入ります。シャープナーからのステップアップとしては、最低でも中砥とダイヤを買えと勧めて良い物かどうか、思案のしどころでは有る訳です。加えて、鋼材や硬さによって選択する砥石の製造法・メーカーの特徴も考慮しなければ成りません。況してや相性の良い天然砥石の選別などに至っては、徒に推奨するのも憚られます。

生活の中で研ぎに割ける時間の多寡も関わって来ますので、其の方がこのブログを見て下されば、当時の私の苦悩も御理解いただけるのではと微かな期待をしてみたり。

 

 

 

田中さん達がブースを片付け始めた所で、最後まで並んでいた砥石が多い事に気付き、自分用に一つ選びました。実は会場に着いて早々、田中さんから村上も買わないか?と聞かれ、少し前にエネキーを止められた人間に言われてもな(笑)。と返したのですが(笑い事では無い)、講演の謝礼として幾許かの収入には成るだろうとの皮算用(何時ものドンブリ勘定)の下、コッパを差し出しました。まあ、結果的には田中さんから当日の御礼として頂戴してしまい、恐縮です。

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ほんの少し、ブースの片付けを手伝い下画像のタオル迄も頂き会場を後視したのでした。

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表通りでは、時代祭りの余波が未だ続いている雰囲気で、国内外からの観光客が三々五々、帰路に就く所の様でした。

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イベントでは、私の拙い説明にも関わらず、最後までご清聴を頂き有難う御座いました。之までの人生で縁の無かった、殆ど喋りだけの仕事でしたので、不調法も有ったと思われますが、大阪の人間としましては面白さの不足も合わせ、今後の課題として活かして行く所存です。

 

 

 

 

 

2023 刃物祭り

 

この前の日曜日は、数年ぶりに関の刃物祭りへ出掛けて来ました。理由の一つは、服部に居た頃の先輩と合う為の、恒例の機会と成って居た事。コロナに因る自粛や規模の縮小を挟んだので、本当に久々に成ってしまいました。

もう一つは、二週間ほど前に日野浦さんとの連絡時(注文品の催促)、「今は海外出張前なので行くつもりは無かったが、村上と会える+ブースに座っている時に出来なかった通りの見物ができるなら、行こうかな」との事でしたので、日時を合わせて出掛けました。

 

 

事前の準備として土曜日に、先輩の好物の奈良漬けを購入。此方は十数年振りでしたか、しかし店舗は変わらずに盛況な様子でした。

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ブログを通じての知人・世話に成っている方・親への土産の分も合わせて。

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もう一つ、日野浦さんからの砥石選別の依頼を頂いている中、採掘の進むペースに御付き合いを願っている関係上、申し訳無いので私の御薦め中砥を御土産として持参する事に。幸い?対馬は触れる機会が薄かったらしいので、恐らく楽しんで貰えそうです。

 

以下は手持ちの対馬です。使い勝手が良く、研ぎ減りも少ないので気に入って居ます。

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そして、御土産用に用意した対馬。珍しい色のカシューで養生されて居ましたが、少し擦過傷が見られたので、自分でも透明の物で塗って見た所、やや落ち着いた居色合いに。

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あと日野浦さんからは「作業途中の段階だが、刃の方は見せられる」と聞いて居ましたので、代わりに私の手持ちの司作を研ぎ直した状態を見て貰おうかと。

以下の様に、何種類かの小割りを用いて(各種浅葱でも新たに数種を作って)地金に合う仕上がりを模索しましたが、最近の地金は数年前までの物とは異なり、同等の研ぎ肌には成らない事が改めて分かりました。

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とは言え、相応の仕上がりには成りましたので、研ぎ方の方向性を把握する練習にも丁度、良かったと思います。今回は、入手時の切り刃の状態から厚みの調整と、刃先の角度の研ぎ分けから進めましたので、傷消しは程々にして有ります。

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柳の方は、少し前に研ぎ直したので、其の儘で見せに行く事に。結果的に、「此処まで研ぎ込むのは大変なんだよな」とのコメントでした。御自身による、相当な研ぎへの拘りと年季を感じさせますね。刃体の形状の追及にも、納得と高評価を得られている様子で何よりでした。

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さて当日の刃物祭り二日目、日曜は昼前に到着しました。体育館(アウトドアナイフショーのブースの場所)をぐるりと回りつつ、日野浦さんを探しましたが見付けられず。代わり?に息子さん(睦氏)のブースの方に顔を出して挨拶し、少しの会話後に捜索を再開。

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結局、見つかりませんでしたが携帯での遣り取りでは、予想以上の挨拶合戦に成って居るとの事でしたので、食事場所の予約かたがた、刃物会館の方へ向かいました。

(服部での先輩には、すんなり合流できたので奈良漬け・砥石を手渡して、夕刻頃に再度の合流を約しました)

途中、郵便局周辺には御洒落な美容院とホテルが並んで新設されていて、暫く見ない内に様変わりしたなと感慨深い想いも。

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肝心の新生、刃物会館はガラスを多用した近代的な外観と成って居ましたが、その画像を撮るのを忘れる程、前庭での催しが気に成りました。

自衛隊の兵員輸送車でしょうか、其れとバイクの近くで記念撮影をしている人々が。さらに奥には特設ステージでライブも。何故か、国交省の投光器を備えた車両も出ていました。

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刃物会館の内部は、スペースの多くがショーケースに割かれていました。昔と比べて、山林道具や工具類は影を潜め、調理器具に重きを置かれている印象です。就中、キラキラと綺麗なハンドル材を使用したモデルが目を惹きます。

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期せずして日野浦さん御夫婦と取引先の方、其れに私を含めた六名での食事と成り、何故か当方まで御馳走に与ってしまうと言う経緯を経て、屋外に出ると結構な雨模様。全身防水仕様の私では有りましたが、通りを見て回りたいとの御意向を聞いていたので、台風傘を持参していました。其れを使って貰って移動と成りました。

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日野浦さんの車で、御持参下さった包丁類の刃を確認。しかし、予定していた二種類は含まれていなかった為、(注文を受けていた別種の分を)代わりに指定して仕上げまで頼みました。

思えば、出会ったのは2002年(2003年だったかも)の刃物祭りでしたので、今回の刃物祭りで丁度、二十年程の御付き合いと成りますね。時間が経つのは早いものです。

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車を出て別れた後、先輩と合流しようと再び体育館へ。息子さんが片付け中でしたので、先輩の片付けを待つ傍ら短く会話し、残って居た味方屋作の鉈を一本、購入しました。

司作の鉈と違って、味方屋の鉈は十数年前に大阪のナイフショップで竹割鉈を購入して以来です。其方は、狙いが其れて先端をコンクリートの床に打ち付けた際も、派手に欠けずに小さな欠けと捲れに終わったので其の熱処理に感心し、以後、何度か使いながら研いで来ました。

 

下画像は今回、購入の品です。五寸の両刃で、手持ちの司作の片刃の鉈の三本とは異なる使い方が出来そうです。

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数年前に研ぎ、仕舞って置いた竹割鉈ですが、一部に変色が見られましたので、研いで置く事にしました。

最初は、曇り仕上げで終えていたので、自作の革シースと云う事も有ってか、やや深錆と言えるレベルを地金の二か所に発生させてしまいました。

其の後、刃金は殆ど鏡面・地金は半鏡面仕上げとする事で、明らかな錆の発生は防げています。私が鏡面・半鏡面を推奨する理由は、単に永切れのみならず、この様な経験を踏まえたが故です。

 

研ぎ前、画像では判別困難ですが刃元の両側に変色。

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刃先も、やや角度の不正確さが残って居ましたので、対馬で研ぎ直してから硬口・超硬口の仕上げ砥で。地金部分は、千枚の小割り其の他で均し研ぎ。

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研ぎ上がりです。使用目的が目的ですので、嫌でも荒っぽく成り勝ちゆえに、仕上げの傷消しは程々で勘弁して貰いましょう。

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此れで、或る程度は地金も均一性・防錆性が向上。

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刃先部分は、包丁類よりも数段、鈍角のハマグリに

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刃物会館では、こんな物も選んで来ました。家に有る物は、良く切れるステーキナイフとソコソコ切れるステーキナイフですが、何方も厚みが薄いので、食パン・バゲット・パンドカンパーニュをスライスして袋に詰め、冷凍した物を分離させ役割には負担が大きい様子。此れは余り切れそうに無い代わり、厚みが充分ですから、パン同士を剥がすのにちょうど良さそうだなと(笑)。

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大阪へ帰る間際までは、先輩と恒例の喫茶タイムで近況を語り合い、またVG10の無垢材でペティを作って欲しいとの依頼が有った際には、製作を願いたい旨の要望を伝えたりして時間を過ごしました。

 

あと、司作を注文頂いて居る皆さんには、御待ちの期間が続いて居ますが、とうとう御本人とラインの交換もしましたので、より直接の遣り取りも可能と成りましたので、何とか目標の製品の製作まで漕ぎ着けたいと思って居ります。

 

 

 

 

 

天然砥石館イベントでペーパーナイフ作り

 

先週末は前回と同様、天然砥石館で行われたイベント、アルミ棒を鍛造してペーパーナイフを作る体験を手伝いに行って来ました。

これまた同じく、前日から出掛けて手伝いの方宅に泊めて貰い、約束通り?に料理もして来ました。パエリヤでも、と言ってしまった手前、在り合わせと、当日追加の買い出し材料で其れっぽい物を何とか(笑)。

かなり古い使いさしのサフランを、此処ぞとばかりに全投入しましたが、全体に比して不足だった様で、予想より薄い色合いに成って仕舞いました。

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次の日は当然、予定通りに砥石館でイベントです。

下掲は今回も、開始前の時間で内部の各所を取って置いた画像です。

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画像を撮っても未だ時間が余って居たので、改めて上野さん(旧館長・顧問?)と研ぎ方の議論に。過去には結構な期間を共に活動して居ましたし、その間、私の研ぎ方の説明を聞き、間近で観察し、其れで試し切りをしても居た訳ですから、それなりに御理解を頂いて居ると思いきや・・・そうでも無かった事に驚き、思わず笑ってしまいました。

「切り刃には、刃先に向かって鋭角化する漸次ハマグリ(等高線で言えば幅が広くなって行く)を付け、刃先寸前からは鈍角化して行く漸次ハマグリ(等高線で言えば幅が狭まって行く)とする。加えるなら、ベタ研ぎの刃に肉を盛った様な形状もハマグリと言えますが、ベタ研ぎの刃から肉を削いでもハマグリに成りますので、私の研ぎ方は後者寄りです。おまけに、鋭角化部分・鈍角化部分の双方で、切っ先に向かって鈍角⇒鋭角にもして行きますので、切り刃部分には同一角・同一厚みの部分は存在しません。洋包丁・ナイフに適応する際は、小刃部分の幅を広げて上記内容を圧縮して構成しています。以上を、外観を大きく変更せずに一定範囲に納めています。糸引きを正確に踏襲さえ出来れば、何度かの性能回復は容易です。」

書き出してみると、まあ自分でも世界有数の面倒な研ぎ方をしている(其の上、普注意してみても普通に見える)自覚は有りますので、止むを得ないと納得出来る部分は有りますが、此れではブログを読んで貰っても研ぎ講習に来て貰っても、中々に伝わり難いだろうなと再認識させられる出来事でした。

 

 

最初の枠に申し込まれた参加者の皆さんに、田中さん(新館長)が説明する場面までズレ込んでいた上野さんとの議論でしたが、鍛造開始の合図と共に早々に切り上げ、作業に掛かります。

丸棒の叩き始めは方向と打つべき範囲の把握が難しいので、決めた表裏の二面を或る程度、叩いて広げて行く切っ掛けまで済ませてから渡します。

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平たく長く打ち延ばした所で、主として私が担当し、ベルトサンダーにてナイフ形に整形。画像は旧館長と成った上野さんです。

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削り出した後は、脱脂と洗浄で染色に備えます。

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アルマイト処理で、任意のカラーリングです。

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愈々、ダイヤモンド砥石で刃を研いで行きます。アルマイト処理されたアルミ表面は、天然はもとより人造の砥石でも難敵です。

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ダイヤで大まかに刃が付くと、仕上げに地元産の青砥で研いで切れを出します。ダイヤの儘では、刃先の粗さと返りの大きさで充分な性能が得られない傾向に在ります。

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最後は、刃の元の部分に好みの紐を巻いて完成です。

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そして、恒例の試し切りに。数人に一人は、凄くハマって練習が止まらないのも、見慣れた光景に成って居ます。

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こういうのは、男子に人気が出そうな内容かと思って居るのですが、あにはからんや女子にも受けている様子なのが毎回、少し不思議では有ります。

アルマイトの色と、紐巻きの際の色を選ぶのが御洒落な組み合わせだと感心もさせられるので、もしかすると実用道具としてでは無く、アクセサリー感覚で捉えているのかも知れませんね。

何れにしても、最後に御願いしているアンケートからも明確に楽しんで頂けている事が伺えるので、有り難い事です。また保護者の皆さんに置かれては、鍛造の助太刀が翌日以降に堪える結果も予想されますので、御自愛を頂ければと思って居ります。

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久々の砥石館イベント

 

先週末は、久々の砥石館イベントでした。アルミの丸棒を鍛造し、整形してペーパーナイフを作る体験です。

私の担当は鍛造の説明・途中での修正と、ベルトサンダーによる整形・研ぎの際の指導と修正でした。

 

 

訪問する度に、何らかの補充が有るのは何時もの事ですが、今回も天然砥石の新顔や、販売用の刃物の追加が。

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三木で製作された肥後守です。他には、京都に出来た工場直営店舗からの包丁も。

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肝心のイベントは、参加者を前に新館長の田中さんが説明する所から始まります。

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過去に製作の、サンプル類です。刃の形状・色染めのバリエーションを基に、御自身で作るペーパーナイフの構想を練ったり、紐巻きの際の色見本とも成ります。

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レールの金敷の上で、ハンマーを振るって鍛造。主として、幅を広げつつ長さを出して行きます。最初に長さを稼いでしまうと、広げるのに要する厚みが不足する為、最初の注意すべきポイントと成ります。

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其の後は私や上野前館長が、ベルトサンダーでナイフの形に削り出します。

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鍛造・整形を終えると、下画像の状態に。

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希硫酸に鉛とアルミを浸し、アルマイト処理を進めます。

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好みの色・濃さを選び、定着液へ。

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柄を付けて、ナイフらしくなって来ました。

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ダイヤモンド砥石で、処理済みで硬くなった表面を削り、小刃を付けます。

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最後は、青砥に依る仕上げ研ぎです。

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刃と柄の境に巻く、紐の色を決めたら巻いて行きます。

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完成です。

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完成すると早速に試し切りと成りますが、此処では大抵、数人に一人の割合で非常な熱意を持って取り組む子が出ます(笑)。場合によっては、切り過ぎて要研ぎ直しに陥る事も。

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今回は、殊に幼い参加者の皆さんが多数派でしたが、途中で投げ出したりせずに取り組んで頂けて良かったです。御父兄の方々にも、感謝致します。普段は縁の無い作業に御付き合い頂く部分も有りましたので御身体、御自愛頂ければと思います。

 

 

 

 

あと、砥石館でのイベント時は前日から出向いて、いつも手伝って頂いて居る方に泊めて頂く事が多いのですが、今回も同様で。

ただ、何らかの料理を頼まれる事が多く、此方も同様でした。取り敢えず、材料は用意して置くのでミートソースを作ってくれとの要望を叶え、序でに持参していたフルーツパプリカと、現地に在った野菜類をつかってミネストローネも作りました。

 

まあ、事前の電話連絡時に聞いては居ましたので、下掲の包丁とスパイ類も持参で向かいました。使い慣れている道具や調味料で無いと中々、思う様な作業が出来なかったりしますので。

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現地では今回、鋳鉄らしき素材のフライパンとルクルーゼの鍋を見付けましたので、来月は数年ぶりにパエリヤとラタトゥイユっぽい物でも作るとしましょうか。

 

 

 

 

 

天然砥石館での最後のイベント参加?

 

M様のナイフ(最初の三本)を研ぎ上げた翌日、亀岡の天然砥石館のイベントに参加すべく出発しました。何でも、遠からず二代目館長の仕切りに移行する予定との事で、もしかすると今回が私に御呼びが掛かる、最後のイベントに成るかも知れませんね。

 

 

何時もの様に?前日から向かったのですが、今回は天候や気温に対する警戒以外の理由も有りました。少し前に当方で研ぎ講習を受けて頂いた、Y様と落ち合って砥石館に常設されている、天然砥石や人造砥石を試して貰おうかと。

ギリギリまでナイフ類と触れ合って居ましたので(笑)、お聞きしていた予定時間を目安に到着した際には、既に販売用のコーナーを御覧に成って居ました。かなり種類も増えて来て、充実しています。

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棚に並んでいる砥石類の説明をしてから、先ずは砥石館に備え付けの包丁(やや傷んで来ている)で試し研ぎ兼、簡易な研ぎ講習に。研ぐ度に、拡大鏡(パソコンに繋いだモバイル顕微鏡連動式)を用いて確認して貰いました。

試し切りと並行して、糸を切る荷重で切れ味が測定できる機材で確認。汎用性を考慮(鋼材と熱処理にも配慮)して研ぎ上げた砥石館の包丁と、数日前に講習で研がれた包丁との比較でも、違いが有りました。前者は300と数十グラム、後者は200gに迫る数値で。

当日試しに研いだ包丁より、数日間ですが使用済みの講習で研いだ御持参の包丁の方が、かなり切れが良かったのが興味深かったですね。440と、恐らくは8A辺りかと思われるので、鋼材の違いは大差とは考え難いです。従って研ぎ角度(つまりは刃先の耐久次第)と使用砥石の差かと・・・一応、同等レベルの硬さと細かさの砥石で仕上げてはいたのですが。

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イベント其の物は、先月に行った内容と同じで、亜鉛合金を溶かして砂型鋳造⇒ベルトサンダーで面付け⇒ダイヤモンド砥石⇒人造砥石⇒青砥⇒研磨剤(8段階程度)⇒ダイヤモンドペースト(3段階程度)に順で鏡に仕上げます。

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前回とは違い、8人ほどと多めに御参加頂けて、感謝致します。全ての方が万全の状態で鏡を持ち帰れたとは断言出来ないのが心苦しいですが、イベント自体は楽しんで頂けた様子でした。

今回、使用しダイヤモンドペーストは結構、良さそうでしたので、自分でも必要性が高そうな番手を幾つか、購入してみようと考えています。まあ、亜鉛合金と刃物用炭素鋼・ステンレス相手では、勝手が違う事も有るかも知れません。余り、磨きの方へ重心を移す事は自戒していたのですが元々、嫌いでは無い方でしたので若干、過去の自分に引き摺られて居る気がして危険ですね。